苦しい思いが心いっぱいになって、悲しい気持ちになったり、自暴自棄になったり。そんな気持ちを抱えていると何か他に楽しいことをしたくても全くできないし、布団の中で一日中何もできなかったなんていうこともありますよね。このように、傷ついた気持ちは身体のエネルギーが循環するのを妨げてしまいます。
感情は身体に溜まっている
感情・気持ちというと目に見えないスピリチュアルな印象がありますよね。そして、目に見えないものですから、どのように対処すればいいかわからず、そのままほったらかしにされやすいのも「感情」です。感情は、実は体のあちこちに溜まっています。特に、不安や怒りは内蔵や筋肉に緊張をもたらして硬くしています。マッサージをして体の緊張をほぐすと心も軽くなるのはこれが理由です。心が傷ついた時の気持ちが、そのまま身体のどこかに固まっています
特にネガティブな気持ち「怒り」「不安」「イライラ」「ムカつく」など、このような気持ちを表現するのにこの社会は許してくれなかったりしますよね。例えば、ムカつくことがあった時、近くにクッションがあればボンボン殴って怒りを発散させることもできます。でも学校や職場だった場合はなかなかできない行動です。このように、ネガティブな気持ちは表現されず、そのまま身体のどこかに留まりつづけます。溜まっている感情は、その後も様々な身体の不調や、気持ちの落ち込みなどを誘発させます。
このように身体に滞っている感情を解放することで、心が軽くなり気持ちが明るくなります。また、過去の辛かった事実を思い出しても感情がセットにはなっていないので、過去の事実は事実として振り返られるようになります。そして、冷静に今どうすればいいか、これからどのようにすればいいかを考えることができるようになります。感情を安全で簡単に解放することの重要性
今回紹介するEFT(感情解放テクニック)というのは、身体のいくつかのツボを軽くたたく(タッピング)することで、身体に滞っている感情を安全に解放するという心理カウンセリング、精神科治療の現場で実際によく使われている方法です。EFTは、多くの現場でその効果が実証されています。無理に過去のトラウマを思い出させるような暴露療法では、場合によってはトラウマをまた再現することになりとてもしんどい治療になることがありますが、EFTはこれらとは違い安全に行うことができます。
EFTで感情解放をするのに向いている人
- 毒親からの身体的・精神的暴力で辛い
- イライラしやすい
- 仕事や家族のストレスが多い
- 不意に不安になることが多い
- 人間関係が怖い、緊張する
EFTタッピングのやりかた
文字よりも動画での説明がわかりやすいと思いますので、少し長いですがEFTのやり方動画を見て、実際にご自分でも試して見てください。こちらは海外の事例で、EFTが長年の痛みを解放した実例です。
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