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12.08.2019

家族という名の足枷

このブログでは、毒親、虐待などについての知識、および治療法やその他心理学などをテーマに、今尚苦しんでいる方々のために少しでも力になりたいと思い続けています。今日は、少し最近思うことについて、日記風ではありますが私自身の考えを少し書いてみたいと思います。 ...

8.12.2019

毒親 夏休みを憂鬱な気分にさせない方法

社会人になると長期の夏休みは取りにくくなりますから、学生の1ヶ月や2ヶ月の夏休みが羨ましいと思ってしまいます。しかし、自分が学生だった時を振り返ると、楽しいばかりではなかったような思い出もあり、長期休暇になるとやってくる毒親持ちならではの憂鬱について、自分の経験を振り返って見ようと思います。  社会人になれば長期の休みはないとはいえ、ある程度の期間夏季休暇を取得することができる会社は多いと思います。Ralfの勤務した会社も夏季休暇は設けられており、夏の間に数日自由に取得して良いということになっていました。しかし、お盆時期に夏休みを取得し...

5.02.2019

決裂が育てるもの 〜万引き家族〜

見たいと思っていた万引き家族をようやく見ることができました。是枝監督の作品は「誰もしらない」「そして父になる」とどの作品も大好きで、家族の形と絆がテーマです。よくありがちな家族っていいものだよねというシンプルなストーリーではなく、かといって血が繋がってなくても家族になれるというような陳腐なものでもなく、考えさせれられる映画です。 PexelsによるPixabayからの画像 ※注意 映画の内容や結末についての記述があります。 虐待する親でも育てる権利はあるのか稼業は万引きという犯罪に手を染めている一方で、家族のらしい心のあるやりとりと貧乏でも安心できる...

3.26.2019

毒親といじめの後遺症が似ている

酷い毒親の悪影響を受けて育つと、大人になってから対人関係において苦労することが多くなる傾向にあるのですが、今日このサイトを見ていて、いじめ被害の後遺症と酷似しているなと思いました。 いじめられてから👇 ・他人の目がやたら気になる ・言いたいことが言えない ・新しい環境に恐怖しやすい ・影で悪口言われてるのでは?とビビる ・完璧で居なきゃ嫌われると思う ・自己肯定感がゼロ 「ありのままの自分」が否定される経験は、人生に計り知れない影響を与えるぞ…。— ほっしー@メンタルハックYouTuber (@HossyMentalHack) March 22,...

2.27.2019

人間関係の距離感を掴めないという悩み

悩みのほとんどは人間関係です。 私たちを幸せな気持ちにさせるのも、困った気持ちにさせるのも、怒らせるのも、慈しむのも、大体において対象は人間です。では、そのような厄介な人間関係をすべて絶ってしまえば問題は解決するかというと、それはそれで別の問題が現れます。我々人間は、たっだひとりだけで生きていくには弱すぎるし、かといって、常時徒党を組む必要もないほど強いのです。 ...

2.01.2019

アダルトチルドレンのための自助グループ リンク集

代表的なアダルトチルドレンのための自助グループの団体のリンク集です。 毒親の問題で、精神的に助けが必要な方も参考にしてください。 自助グループについてはこちらから↓↓↓↓ アダルトチルドレン 自助グループは同じ苦しみを抱えるコミュニティ 自助グループ一覧 ACA アダルト・チルドレン・アノニマス 子供時代を、アルコール依存症の親に育てられた、あるいはその他の機能不全のある家庭で過ごした成人(アダルトチルドレン)の自助グループ。 全国多くの場所で開催されているようです。 ACODA (Adult Children of Dysfunctional...

1.19.2019

アダルトチルドレン 自助グループは同じ苦しみを抱えるコミュニティ

自助グループの存在を知らない方が多いようです。 自助グループとは、共通の障害や問題、悩みを抱えた人たちが自主的につながり、お互いの問題をシェアする自発的なグループです。この運営は、専門家(病院、精神科医、行政など)に委ねることなく、当事者たちがあくまで自発的に運営しているというのが特徴です。 元々はアルコール依存症を抱えた人たちのコミュニティからはじまりました。その後、薬物依存症、ギャンブル依存症、買い物依存症など各種依存症から、摂食障害、アダルトチルドレンなど、同じ問題を持つ人たちが集まり、その苦しみをシェアすることで互いに支え合うようになりまし...

11.18.2018

週刊女性PRIMEより「超過干渉の母、うつ病に苦しむ主婦がひきこもりに」

週刊女性PRIMEより。 超過干渉の母親に奪われた多くの時間があるけれど、少しずつ自分の足で歩いていっている力強さが感じられます。 超過干渉の母、うつ病に苦しむ主婦がひきこもりに…ゴミ屋敷からの再出発 : https://t.co/W0CUHqlkrh #週刊女性PRIME #ひきこもり #毒親 #発達障害 — 週刊女性PRIME (@shujoprime) November 18, 2018 微細脳障害とは、知能がほぼ正常範囲で、視力、聴力、運動機能に大きな障害もなく、行動上あるいは学習の上で多様な症状を見せる群である。 Wikipedia より...

毒親の対処法 まず誰かに話してみる

親との関係がしんどい、重い。こんなことを感じているのは自分だけなのだろうか?毒親持ちの人の多くは「誰にも言えない苦しみ」と「誰にも理解してもらえない苦しみ」に苛まれていると思います。毒親への対処法として、まず、自分が置かれている状況と、自分の気持ちを我慢せずに誰かに話すことが第一歩です。 ...

11.11.2018

毒親からの過干渉をいかに防ぐか

過干渉をする毒親の性格を変えることはできません。しかし、過干渉をできるだけさせず、口を出す余地を極端に減らすことは可能です。特に、子供がすでに成人をしていて経済的にも親から独立している場合は「しつけ」という言い訳も聞きません。以下、毒親からの過干渉を防ぐためのコツとして参考になれば幸いです。 ...

モラルハラスメントとは

モラルハラスメントとは、被害者に外傷が残る、肉体的で直接的な暴力とは違い、モラルハラスメントは言葉や態度などで嫌がらせをすることです。精神的暴力、心理的暴力とも言われます。 モラルハラスメントは物理的に傷をつけるわけではないので、周りから見ても気がつきにくく事態が悪化することがあるので注意が必要です。また、モラルハラスメントという言葉は比較的最近になって日本では認知されたので、加害者も被害者もこれがハラスメント行為だということに気がつかず、長期間に渡ってハラスメントが行われることがあり、大変深刻なケースに発展することも多くあります。 ...

11.08.2018

「親なんだから仕方ない」という言葉に惑わされてはいけない

毒親を持つ人々は、何度となく傷つき、心も体もボロボロになり、その時は「早く親なんて死んでしまえばいい」と本気で思うぐらいの気持ちになります。一方で「親なんだから仕方ない」「親も傷ついている」「親も完璧な人間ではない」そのように言われたり、思ったりすることはないでしょうか。 葛藤する心 毒親をもつ人は、そうやって親に死んで欲しいと本気で思うほどの怒りとともにありながら、同時に、親の暴言や暴力を「親なんだから仕方ない」という言葉で許さざるを得ない状況にあるのです。ふたつの相反する感情が、たったひとつの心にあるのです。そうすると、本当の自分がわ...

11.05.2018

毒親とは

毒親という言葉は、2001年に翻訳出版されたアメリカのセラピスト、スーザン・フォワードによって書かれた「毒になる親」という本で出て来た言葉です。原版では TOXIC PARENTSというタイトル、その名の通り毒になる親という意味です。 親というものは、当たり前ですが当然人間です。完璧な人間がこの地球上には存在しないように、完璧な親というのも当然存在しません。親だって間違ったことを言ってしまったり、冷静さを欠いた行動や言動をすることもあります。 スーザン・フォワードの著書からの言葉を拝借すると、 子供に対するネガティブな行動パターンが執拗に...

11.04.2018

虐待で傷ついた心のケアは何歳からでも大丈夫

精神的虐待の心のトラウマは、大人になってから蘇り、 生きづらさを感じることがあります。 今までうっすらと感じていた「すぐ不安になる自分」「時々感情がコントロールできない自分」などの「生きづらさ」で苦しんでいたのは心理虐待の影響だったのかと気づくのです。 気付いた時が、ようやく自分を癒してあげるベストタイミングです。 もしその気付いた時が、30歳を超えていた、40歳を超えていた、年齢は関係ありません。また、この問題は加害者である親がたとえすでに他界していたとしても癒されていない心は、生きづらさのまま取り残されてしまっています。人生の多...

11.03.2018

「母親から逃げられない」Hさんのケース

Hさんの職場は東京都港区にありました。快活な女性です。 もうすでに社会人3年目でしたけど、実家から毎日出勤していました。このように実家から会社に通う若者は最近増えて来ているので「家賃とか生活費をお給料から払わなくていいなあ」ぐらいに思っていました。 ある日、オフィスで彼女と雑談をしていて、実家がどの辺にあるのか聞いてみたところ、神奈川県のかなり遠いところから片道2時間近くかけて通っているとのこと。そんな彼女は、 「一人暮らししたいんです」 と言う。 すればいいんじゃないの?いくらもらっているか具体的にはわからないけど、うちの会社の給料...

11.02.2018

毒親持ちが言われる「人のせいにするな」は危険なアドバイス

毒親という言葉が世の中に知られるようになったのはここ数年なのかもしれません。この言葉の出現、そしてそれまでの生きづらさ、不安症などの原因が親との関係にあるということがわかり、救われた人もいるのかもしれません。わたしはそのひとりです。 毒親、アダルトチルドレン、発達障害、境界性パーソナリティ障害に関する書籍も多く出版されるようになりました。そういった時代の流れの中で、ダヴィンチで紹介されていた一冊の本があります。 ダヴィンチニュース - 独立できない依存的な人ほど親を「毒親」と批判する? 精神科医が「毒親論」に終止符を打つ!...

10.31.2018

アダルトチルドレンとは何か?

アダルトチルドレンとは何でしょうか。 この言葉はもともとアルコール中毒の親をもつ子供の問題に使われる言葉でした。それが昨今、アルコールの問題だけではなく機能不全の家庭で育ったことでトラウマを抱えて大人になった人へも使われるようになったのです。 機能不全というのは、簡単にいうとストレスや緊張感が常にあるという家庭のことです。つまり、親から子供への虐待、アル中で親が親の役割を果たせない、あるいは育児放棄(ネグレクト)など、子供にとって健やかな成長が難しい環境のことです。 ...

わたしの母も毒親です

はじめまして、このブログの管理をしているラルフです。 このブログに来てくれてありがとう。ここに来てくれたということは、もしかしたら今、苦しい気持ちを抱えているのではありませんか?もし「毒親」「発達障害」というキーワードでここにたどり着いたなら、今は自分を責めずに、ここでゆっくりしていってくださいね このブログの最初の記事には、どうして私がこのブログを作ろうと思ったかを書きたいと思います。その前にすこし、わたしの話をしますね。 わたしの母親は、毒親です。 暴力的な発言、批判的な言葉、傷つける言葉、子供をコントロールしようとする。母親の機嫌がいつどのような理由で変わるかわからず、子供の頃から常に不安感と緊張感のある暮らしをしていました。 18歳で東京に来て、大学進学から東京で就職。経済的にも親から自立すれば、この苦しみからすべて抜け出せると思っていました。確かに物理的に住む場所を離れ、経済的な依存もしなくなるということで、親への関わり方というのはそれまでに比べてずいぶんと楽になりました。しかし、時折電話で話すと幼少期、青春期に味わったあの恐怖感が蘇りました。場所は離れても、母親の暴力的な発言や、侮辱するような言葉は無くなりませんでした。むしろ、昔よりひどくなっているとすら感じました。 毒親という言葉は当時ありませんでした。 「親がついついキツいことをいうのは子供を心配してのこと」「たまに実家に顔を出せば安心して何も言わなくなるよ」わたしの周辺の知人、友人はそう言います。世間の一般論もそうでしょう。わたしは、そのようなアドバイス?のような言葉をもらうたびに「本当にそうなのかな?」という疑問と「わたしはダメな子供なのかな」という自分を責める気持ちの両方が混在し、大きなストレスを感じていました。とにかく、親というものはどうゆうものであっても基本的には子供が心配で大事、だから親孝行しなさい。そのような世間からのプレッシャーみたいなものもあり、わたしは段々と外で母親の話をすることはなくなりましたし、逆に周囲のひとには「うちは母親と仲がいい」と言うことすらありました。しかし、盆や正月に実家に帰ることはほとんどなくなりました。これは本当に「仲がいい」状態なのでしょうか? 毒親とわかったとき 35歳の時に恋人ができました。それまでも付き合う人はいましたが、その時に付き合った人とは国際恋愛だったのでお互いが一緒にいるためにはビザの問題もあり、結婚というキーワードも出てくるような間柄でした。ある日、母親との電話で執拗に恋人の話を聞かれました。相手の仕事のこと、大学のこと、これからのこと・・・。ある程度の質問は耐えられますが、相手の大学や仕事のことを批判するような発言には、正直わたしもカチンときて、静かにこう言いました。「お母さんはわたしの恋愛をいつも否定するね」すると母は豹変しました。今までに聞いたこともないような男の人のような野太い声になり「うるさい!だまれ!」と叫びました。「だまれ!だまれ!お前になんか言われたくない!」そのように電話口で怒鳴りました。子供の頃から、母親のキツイ言葉、わたしを罵るような言葉は幾度となく聞いて来ましたが、このような豹変ぶりは初めてで、まるで映画で悪霊にとりつかれた人の声や性格が変わってしまったような、それぐらいの豹変ぶりで正直ゾッとしました。話にならないので父親に変わってもらうように説得しました。父親は比較的安定した人で、取り乱すようなことがないひとでした。子供の頃から父親のことは好きで、何かあっても最終的には父親が出て来て解決ということもありました。しかし、電話口にでてきた父親はこうわたしに怒鳴りました。「お前は、親を変えようと指図するんじゃない!」その瞬間、わたしの中で何かが小さく弾けました。もう頼るものはなにもないんだという気持ち、父親にそのように言われたショック、体が凍りつき全身が冷たくなるのを感じました。言葉が一切出てこなくなりました。どうやって電話を終えたのか覚えていません。 精神虐待の被害という自覚 わたしは母親がついにおかしくなったと思いました。高齢になると脳が萎縮するというのをテレビか何かで聞いたような気もする。痴呆がはじまったのかもしれない、などと考えました。母親のことを相談するために、心理カウンセラーに相談をしました。その時は気がつかなかったのですが、その方はトラウマ、発達障害、虐待被害の専門の心理士でした。わたしはカウンセリングを受けている最中に、ついに自分は精神的に虐待されていたのか、わたしが親不孝ものだという訳ではなかったのだということを自覚しました。その時の気持ちは、正直言うととても安心した気持ちになりました。幼少の頃からおよそ30年間、ずっとわたしの人生を苦しめていたのはこれだったのか、そのような救われる思いがしました。この時の感情は今でも覚えています。今までの自分を責める気持ち、親から暴力的な言われ方をしても、それを受け止めなくてはいけないと耐えてきた自分、本音のところで早く親が他界してしまえばいいのにと本気で願ってしまう気持ちと、そのようなことを思ってしまう自分への罪悪感、葛藤。それら何十年も一緒にいたやりきれないきもちが、すーっと流れていくようでした。そして今、わたしは完全に癒えたとは言えないかもしれませんが、色々なサポート、自分なりに読んだ文献、本、サイトなど、たくさんのものから勇気や癒しをもらって、わたしなりに傷を癒しつつあります。その中で、大きな支えとなったもののひとつに「毒親で苦しんでいるのはわたしだけじゃないんだ」ということでした。この問題は、家庭内暴力と同じで、家庭という閉ざされた空間で起こる虐待です。わたしは35年間も、このようなケースは自分だけなのではないかとずっと心に秘めて来ました。しかしネットをみると大変多くの人が毒親に苦しんでいることがわかりました。わたしだけじゃないんだという気持ちは安心感を覚えました。 間違ったアドバイスが多い実情 大手の掲示板などで、同じように発達障害、虐待で苦しんでいるひとたちの相談をみると、間違ったアドバイス、一方的な決めつけなどが多くあることに気がつきました。多くの回答者は、それでも善意のアドバイスなんだと思いますが、間違ったアドバイスは本当に苦しい人をより追い詰める状況にしてしまします。わたしは心理カウンセラーではありませんので、直接的なアドバイスをすることはできないかもしれません。ですが、わたし自身も虐待の被害者のひとりとして、わたしを支えてくれた方法を紹介することはできるのではないかと思いました。そしてわたしのように、苦しいのは自分一人だけじゃないんだという気持ちが安心感につながるひとがいるのなら、それはとても嬉しいことだと思い、このブログを書いています。長くなりましたが、最後まで読んでくれてありがとう。もしあなたが苦しい思いをしているのなら、だいじょうぶ、明るい明日はかならず来ます。 →...