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4.28.2020

コロナ家庭内暴力 隠れたDV被害

みなさま、大変お久しぶりです。 更新にとっても時間が空いてしまいました。ラルフはこの期間、何かと忙しく過ごしておりましたが、今はコロナウイルスに感染しないようにできるだけ自宅に引きこもっております。 このような状態がすでに2ヶ月続いておりますが、周りでは家庭内不和が進んでしまっている家族をちらほら耳にします。ラルフの周りにいる家庭は、コロナウイルスがこのような状況になる前から不和があり、それが自粛の環境の中で際立ってきたという感じがします。 顕在化しにくい家庭内暴力 コロナウイルス の自粛期間でDVが酷くなったというのは日本だけではありま...

12.08.2019

家族という名の足枷

このブログでは、毒親、虐待などについての知識、および治療法やその他心理学などをテーマに、今尚苦しんでいる方々のために少しでも力になりたいと思い続けています。今日は、少し最近思うことについて、日記風ではありますが私自身の考えを少し書いてみたいと思います。 ...

6.24.2019

毒親の二次被害 誰もわかってくれない辛さ

毒親を持つ人の多くは「この辛さを誰も理解してくれない」という気持ちをよく抱いてしまいます。自分と周りの温度差があまりにも違いすぎて人知れず孤立感を味わってしまうことがよくあるではないでしょうか?ラルフもこのような辛さはかなりの長い間感じていましたし、今では信頼しているカウンセラーとごく少数の友人のみに話しているだけで、すでに誰かに理解してもらいたいという気持ちはなくなりました。 なくなったとは言え、やはり面と向かって「それはあなたの思い込みよ」というようなことを言われると、当然心はざわつき、どんなに親しい友人でも心のどこかがうっすらと傷つくなあと思い...

5.02.2019

決裂が育てるもの 〜万引き家族〜

見たいと思っていた万引き家族をようやく見ることができました。是枝監督の作品は「誰もしらない」「そして父になる」とどの作品も大好きで、家族の形と絆がテーマです。よくありがちな家族っていいものだよねというシンプルなストーリーではなく、かといって血が繋がってなくても家族になれるというような陳腐なものでもなく、考えさせれられる映画です。 PexelsによるPixabayからの画像 ※注意 映画の内容や結末についての記述があります。 虐待する親でも育てる権利はあるのか稼業は万引きという犯罪に手を染めている一方で、家族のらしい心のあるやりとりと貧乏でも安心できる...

2.02.2019

毒親に奪われた人生を取り返すために

自分の人生を生きていますか? 自分で好きなところへ行き、会いたい人に会って、 自分の気持ちや意見を言葉にできていますか? 誰かのために生きていませんか? 誰かの気持ちや、好みを優先していませんか? 人生を奪われていませんか? 毒親は条件つきの愛を与えます。これは本当の親から子への無償の愛ではありません。「テストでいい点だからいい子」「お母さんを困らせないから好き」など、親の都合で子供を愛したり、そうでなかったりすると子供は「親の喜ぶようなことをすれば愛してくれるんだ」と思うようになります。すると、日常での色々な事柄はすべて親の機嫌を取ることが目的と...

1.31.2019

過干渉タイプの毒親にやってはいけないこと

過干渉する親に対して、やってはいけないいくつかのことをあげてみました。 進路や転職、引越しなどを相談してしまう 進路や転職の相談をしないほうがいいでしょう。基本的には自分のことは自分で決めましょう。うっかり毒親に相談すると、一方的に親の価値観を押し付けてきます。自分で決めた後に事後報告です...

1.28.2019

毒親の対処 悪循環から抜け出すには

考えさせられるツイートがあったので紹介です。今日は「間違った成功体験」についての記事です。 すぐ怒る人って、「怒って人に言うことを聞かせた」成功体験があるからすぐ怒るんだけど、それは解決したんじゃなくて単に周りが譲っただけなんで、人心は離れていくし、本人はどんどん怒るのが癖になるしで、最終的には「すぐキレるんで誰からも相手にされない老人」が爆誕するんですよね…。 — みそしる (@sssgantan) January 22, 2019 このツイッターは、すぐキレる老人について書かれたものですが「怒って人にいうことを聞かせた成功体験」は、解決し...

12.03.2018

モラハラへの対処 加害者は自覚できるのか?

モラハラというのは本当に日常の隅々まで入り込んで、人の心を蝕んでいるなあと最近特に思うのですが、では、自分がまったくモラハラをしていないかと言い張れるかというと、それは実際よくよく自分の行動を振り返ってみないとわかりません。 わたしも仕事上で何かうまくいかないことがあると、ついつい上司のせいにしたりすることがごく稀ににあります。しかし、いわゆるモラハラの特徴である、一切の非を認めなかったり、言葉攻めにして相手を追い詰めたり、いきなり相手の存在を無視したりすることは無いなあと思います。 モラハラ加害者は本当に自覚がないのか はい。ほとんどのケ...

11.17.2018

トラウマ(PTSD)とは 言葉の暴力もトラウマになる

トラウマという言葉を時々聞くと思いますが、正しい理解をしてこそ、正しい治療ができますので、今回はトラウマについて理解を深めていただけるような記事にします。 人間、誰しも生きていればショックなことに遭遇したり、悲しいこと辛いことがあります。その時はとても心がつらく塞ぎ込んでしまうこともありますが、時間が経てば次第に心はだんだんと元気になります。これはトラウマとはなりません。しかし、心に受けた傷がとても大きく深く、心がそれを受け入れがたい状態になり生活に支障をきたすようになればトラウマとなります。 ...

11.12.2018

毒親や虐待から逃げるには 住民票開示拒否

暴力によるDVは無論、虐待や毒親の被害から身を守るために住民票を開示しない、つまり、どこに住んでいるかを相手に知られないようにする方法はあります。これは相手が親族、親であっても開示されません。この方法を意外にも知らない方は多く、身の危険性がある場合や、精神的負担が大きすぎる場合は住民票開示拒否という手もありますのでご検討ください。 日本の法律で絶縁はできない 毒親の被害が原因で「親と縁を切りたい!」と思う人は多いようです。 しかし現在の日本では、法律によって親子関係を絶縁させるという方法は残念ながらありません。ただ、法律上の親子関係が切れ...

11.11.2018

モラルハラスメントとは

モラルハラスメントとは、被害者に外傷が残る、肉体的で直接的な暴力とは違い、モラルハラスメントは言葉や態度などで嫌がらせをすることです。精神的暴力、心理的暴力とも言われます。 モラルハラスメントは物理的に傷をつけるわけではないので、周りから見ても気がつきにくく事態が悪化することがあるので注意が必要です。また、モラルハラスメントという言葉は比較的最近になって日本では認知されたので、加害者も被害者もこれがハラスメント行為だということに気がつかず、長期間に渡ってハラスメントが行われることがあり、大変深刻なケースに発展することも多くあります。 ...

11.10.2018

モラスハラスメントで星の王子様は死んだ

星の王子様はモラハラで殺された!? こんな衝撃的なアングルで語られた本があります。 星の王子様といえば、長い間、子供への良書として取り上げられることも多く、小学校や中学校では読んでおくべき一冊に入れられることも多いでしょう。それがまさかこの本の主人公である星の王子様はモラルハラスメントの被害者あるとは衝撃です。 →モラルハラスメントとは ...

11.09.2018

毒親で苦しんでいる高校生へ

毒親を持つ高校生へ。 わたしは、高校を卒業したら一人暮らしを勧めたいです。経済的な理由で一人暮らしできない方も多くいるかもしれません。寮を持っている大学への進学はどうでしょうか?あるいは、最近ではルームシェアという手もあるかもしれません。もし、大学に進学せずに就職をするならば、経済的にも独り立ちできます。 ...

11.08.2018

「親なんだから仕方ない」という言葉に惑わされてはいけない

毒親を持つ人々は、何度となく傷つき、心も体もボロボロになり、その時は「早く親なんて死んでしまえばいい」と本気で思うぐらいの気持ちになります。一方で「親なんだから仕方ない」「親も傷ついている」「親も完璧な人間ではない」そのように言われたり、思ったりすることはないでしょうか。 葛藤する心 毒親をもつ人は、そうやって親に死んで欲しいと本気で思うほどの怒りとともにありながら、同時に、親の暴言や暴力を「親なんだから仕方ない」という言葉で許さざるを得ない状況にあるのです。ふたつの相反する感情が、たったひとつの心にあるのです。そうすると、本当の自分がわ...

11.07.2018

「楽しむことが怖い人たちへ」と名付けた理由

このブログには「楽しむことが怖い人たちへ」と名付けました。これにはちょっとしたエピソードとわたしのささやかな思いがあります。 太平洋の真ん中、南半球にはいくつもの美しい島々があり、わたしは青い海が大好きでよく訪れています。ひとつの島に住む友人がおります。その友人と初めて会った時のことです。...

毒親のタイプ

毒親とはどのような親か。毒親にはいくつかの分類があります。ここでは、スザーン・フォワード「毒になる親」で解説されている7つの毒親(神様のような親、義務を果たさない親、コントロールばかりする親、アルコール中毒の親、残酷な言葉で傷つける親、暴力を振るう親、性的な行為をする親)を紹介します。詳しくは、スーザン・フォワードの著書をぜひご覧ください。 ...

11.05.2018

トラウマ反応「心が壊れる」感覚

わたしは、親からの暴言や侮辱的なことを言われた時に、体が強張り、胸が締め付けられるような感覚になっていました。顔が硬直して思考停止するのが自分でもわかりました。背中が強張り、全身が固まりました。こうゆう感覚を意識しだしたのが、覚えている限りでは小学校の中学年、高学年ぐらいからあったように思います。 これを言葉で表そうとすると「心が壊れる」です。 これは俗にいう「トラウマ反応」です。 言葉にできたのは、つい数年前でした。心が壊れそう、壊れている。そんな風に感じました。 これまでの人生でも、普通の人が体験するようなショックな出来事もありました。恋人との...

11.04.2018

虐待で傷ついた心のケアは何歳からでも大丈夫

精神的虐待の心のトラウマは、大人になってから蘇り、 生きづらさを感じることがあります。 今までうっすらと感じていた「すぐ不安になる自分」「時々感情がコントロールできない自分」などの「生きづらさ」で苦しんでいたのは心理虐待の影響だったのかと気づくのです。 気付いた時が、ようやく自分を癒してあげるベストタイミングです。 もしその気付いた時が、30歳を超えていた、40歳を超えていた、年齢は関係ありません。また、この問題は加害者である親がたとえすでに他界していたとしても癒されていない心は、生きづらさのまま取り残されてしまっています。人生の多...

11.03.2018

「母親から逃げられない」Hさんのケース

Hさんの職場は東京都港区にありました。快活な女性です。 もうすでに社会人3年目でしたけど、実家から毎日出勤していました。このように実家から会社に通う若者は最近増えて来ているので「家賃とか生活費をお給料から払わなくていいなあ」ぐらいに思っていました。 ある日、オフィスで彼女と雑談をしていて、実家がどの辺にあるのか聞いてみたところ、神奈川県のかなり遠いところから片道2時間近くかけて通っているとのこと。そんな彼女は、 「一人暮らししたいんです」 と言う。 すればいいんじゃないの?いくらもらっているか具体的にはわからないけど、うちの会社の給料...