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5.16.2019

ストレスを感じる力

ここ数年、仕事というものにかなりのストレスを感じるようになりました。仕事そのものというよりは職場にストレスを感じると言ったほうが正確かもしれません。これは年齢的なこともあるかもしれませんが、単純に自分の成長度合いもあるのかもしれません。理由は複合的なものとは思いますが、ひとつ決定的なことは「ストレスを感じていることを素直に認められる」ようになったということです。

4.13.2019

嫌いな人を通じて自分を見る

あなたの所属するコミュニティ、たとえば学校や職場、アルバイト、習い事などなんでもいいですが、複数の人間が集まるようなところです。そこに苦手な人はいますか?苦手を通り越して嫌いだなと思う人はいますか?わたしはいます。あまり堂々と言うことでもないと思いますが…事実、苦手な人はいます。嫌だと思う人を避けて生きられればいいですが、職場だったりすると自分の意思だけで避けることはできず、大きなストレスになります。

仮に、そのコミュニティが10人だったとして、嫌いな人はたったひとりなのに、すべてが億劫に感じる。残り9人はとても心地いい関係が結べているのに1人のストレスが全てを台無しにしてしまう。そのように感じることもあるかもしれません。


2.27.2019

人間関係の距離感を掴めないという悩み

悩みのほとんどは人間関係です。

私たちを幸せな気持ちにさせるのも、困った気持ちにさせるのも、怒らせるのも、慈しむのも、大体において対象は人間です。では、そのような厄介な人間関係をすべて絶ってしまえば問題は解決するかというと、それはそれで別の問題が現れます。我々人間は、たっだひとりだけで生きていくには弱すぎるし、かといって、常時徒党を組む必要もないほど強いのです。


2.08.2019

最新トラウマ治療 FAP療法とは

トラウマ治療には様々な方法がありますが、今回は「共感」に基づいたやり方でトラウマを解放、治療するという新しいトラウマ治療についてご紹介します。

初めに言うと、RalfはFAP療法を数回受けたことがあります。実体験に基づいていえば、これはある程度の効果はあると思います。暴露療法などと違って「え?これで終わり?」と受けた直後は拍子抜けでしたが、振り返ればFAP療法を受けたあたりから、トラウマ反応が少なくなってきたと思います。従来のトラウマ治療のやり方とはかなり違うので「何それ?」と思う人も多いと思います。EFTトラウマ治療を知っている、体験したことがある人で、トラウマがある種の神経的な病理であるということに知識がある人は、比較的スッとFAP療法も納得できると思います。


2.05.2019

「嫌い」という感情の受け入れと解放

昔、大好きで付き合っていた人がいたのですが、その人との付き合いは今思えば毒親育ちならではの愛着障害の症状が出まくっていた関係で、一緒にいて幸せだという気持ちがある一方、大変疲れる付き合いでした。

ある日、些細なことでお互いの意見が衝突し(よくある依存関係です)生産的ではない言い合いをしている時に、ふとわたしの中に「大嫌い」という言葉がすっと浮上してきてドキッとしたことがあります。好きで一緒にいるのに、どうして今私はこの人のことを「大嫌い」とはっきりと自覚したのだろうか。その気持ちは、次第に隠しきれなくなって、自分の中に、解放されるべき何かが固まっていることに気づいたのです。



2.02.2019

毒親に奪われた人生を取り返すために

自分の人生を生きていますか?
自分で好きなところへ行き、会いたい人に会って、
自分の気持ちや意見を言葉にできていますか?

誰かのために生きていませんか?
誰かの気持ちや、好みを優先していませんか?
人生を奪われていませんか?

毒親は条件つきの愛を与えます。これは本当の親から子への無償の愛ではありません。「テストでいい点だからいい子」「お母さんを困らせないから好き」など、親の都合で子供を愛したり、そうでなかったりすると子供は「親の喜ぶようなことをすれば愛してくれるんだ」と思うようになります。すると、日常での色々な事柄はすべて親の機嫌を取ることが目的となってしまい、自分の気持ちがわからなくなります。人生を奪われるのです。

2.01.2019

アダルトチルドレンのための自助グループ リンク集

代表的なアダルトチルドレンのための自助グループの団体のリンク集です。
毒親の問題で、精神的に助けが必要な方も参考にしてください。

自助グループについてはこちらから↓↓↓↓
アダルトチルドレン 自助グループは同じ苦しみを抱えるコミュニティ


自助グループ一覧

ACA アダルト・チルドレン・アノニマス
子供時代を、アルコール依存症の親に育てられた、あるいはその他の機能不全のある家庭で過ごした成人(アダルトチルドレン)の自助グループ。
全国多くの場所で開催されているようです。

ACODA (Adult Children of Dysfunctional Families Anonymous)
2001年から運営している自助グループ。
こちらも全国多くの場所で開催されているようです。サイトに情報が少ないので、わからないことがある場合はお問い合わせから問い合わせた方がよさそうです。

Al-Anon アラノン家族グループ
アルコール依存症の問題を持つ人の家族や友人の自助グループ。
こちらは結構有名な自助グループで、規模も大きいと思います。こちらも全国の多くの場所で開催されているようです。

JUST 日本トラウマ・サイバーズユニオン
NPO法人のJUSTの開催するグループワーク・ミーティング。こちらは自助グループとは呼ばずにグループワーク・ミーティングとしています。JUSTは、いじめや児童虐待、言葉による暴力、家族関係、人言関係のさまざまな要因によるトラウマで生きづらさを感じているひとたちのために設立されました。
グループは、かなり細かくたくさんあるようなので、自分と似たような境遇のひとたちとつながることも出来るかもしれません。グループ一覧

Emotions Anonymous of Japan
感情・情緒的な問題からの回復をともに目指して毎週のミーティングに出席しているひとの集まりとのこと。全国の色々な場所で開催されいているようです。

レジエンス
DVや虐待、モラルハラスメント、その他様々な原因による心の傷つきやトラウマについて情報を集める活動をしているNPO法人。
ピアサポートグループのページに自助グループの情報が記載されいています。注 : 500円程度の有料で参加するミーティングもあります。

ACOA なごやみなと
名古屋で活動するAC本人のための自助グループ。
名古屋が遠い方はスカイプでも参加出来るようです。



上記は2019年2月1日時点での情報です。
サイト管理者がすべての自助グループに参加したわけではありませんので、実際に参加される場合は各自の判断と責任においてお願いいたします。










1.19.2019

アダルトチルドレン 自助グループは同じ苦しみを抱えるコミュニティ

自助グループの存在を知らない方が多いようです。

自助グループとは、共通の障害や問題、悩みを抱えた人たちが自主的につながり、お互いの問題をシェアする自発的なグループです。この運営は、専門家(病院、精神科医、行政など)に委ねることなく、当事者たちがあくまで自発的に運営しているというのが特徴です。

元々はアルコール依存症を抱えた人たちのコミュニティからはじまりました。その後、薬物依存症、ギャンブル依存症、買い物依存症など各種依存症から、摂食障害、アダルトチルドレンなど、同じ問題を持つ人たちが集まり、その苦しみをシェアすることで互いに支え合うようになりました。

実際の自助グループリンク集はこちら↓↓↓
アダルトチルドレンのための自助グループリンク集


1.03.2019

毒親のトラウマ対処法 EFT感情解放テクニックについて

毒親に酷いことを言われて心が傷ついた、怒りや悔しさなどで苦しい思いをすることがあると思います。あるいは、過去の辛い思い出が蘇ってまた苦しくなったりすることもあるでしょう。

苦しい思いが心いっぱいになって、悲しい気持ちになったり、自暴自棄になったり。そんな気持ちを抱えていると何か他に楽しいことをしたくても全くできないし、布団の中で一日中何もできなかったなんていうこともありますよね。このように、傷ついた気持ちは身体のエネルギーが循環するのを妨げてしまいます。


11.20.2018

スーザン・フォワード「毒になる親」毒親で苦しむすべての人が読むべき本

「毒親」という言葉が浸透しだしたのは、どのぐらい前からだったのでしょうか?少なくとも、10年前にはなかったような気がします。もしかしたら、すでにあったのかもしれませんが、わたしがこの言葉を認知したのは約5年ぐらい前でした。この本との出会いにより「毒親」という言葉を知りました。わたしがそれまで長年苦しんでいた親との関係はまさしく「毒」そのものだという衝撃を受けた本です。

「毒親」という言葉を浸透させた初めての本

この本の原題は「TOXIC PARENTS」で文字通り毒になる親です。親との関係で悩み苦しみ、自分の人生を奪われてしまっていた人は潜在的にとても多かったようです。この本を皮切りに「毒親」という言葉は社会に浸透していきました。毒親とは「子供の人生を支配し、コントロールし、子供に害を与える親」と定義されています。スーザンフォワード自身が、この言葉を作りました。

11.18.2018

毒親の対処法 まず誰かに話してみる

親との関係がしんどい、重い。こんなことを感じているのは自分だけなのだろうか?毒親持ちの人の多くは「誰にも言えない苦しみ」と「誰にも理解してもらえない苦しみ」に苛まれていると思います。毒親への対処法として、まず、自分が置かれている状況と、自分の気持ちを我慢せずに誰かに話すことが第一歩です。

11.11.2018

毒親からの過干渉をいかに防ぐか

過干渉をする毒親の性格を変えることはできません。しかし、過干渉をできるだけさせず、口を出す余地を極端に減らすことは可能です。特に、子供がすでに成人をしていて経済的にも親から独立している場合は「しつけ」という言い訳も聞きません。以下、毒親からの過干渉を防ぐためのコツとして参考になれば幸いです。

11.04.2018

良くないカウンセラーの見分け方

カウンセリングと一言で言っても、どうゆうところに行けばいいかわからない。ネットで検索しても、どうゆう人がいいのかわからない。初めてなので怖い。。。


カウンセリングを受けるまでに、心配な点はいくつもあるかと思います。すでにカウンセリングを受けたことがある人なら、ご自身で合う人、合わない人がわかると思いますが、初めてならどういったカウンセラーがいいのかわからないことだらけかもしれません。

ここでは、こんなカウンセラーはあまり良くないというポイントをわたしの経験からあげておきます。

クライアントが話している途中で遮ってくる

カウンセリングの基本として、クライアント(カウンセリングを受ける人)が話している最中に、話を遮るカウンセラーはあまり質のいいカウンセラーとは言えません。カウンセリングと聞くと「カウンセラーがアドバイスしてくれる場所」と思っている人がいますが、それはカウンセリングというものの一面しか見ていない意見になります。

カウンセリングはクライアントが安心できる場所で、自分の心の中のどんなことでも話していい場所というのがまず大前提にあります。

カウンセラーはクライアントの話にじっと耳を傾けることが大事であり、話を聞くプロフェッショナルであるのです。よって、この大前提をないがしろにするカウンセラーは、あまり質のいいカウンセラーとは言えません。

それは○○だ、などと決めつけをする

クライアントが安心して話せる空間を作るのはカウンセラーの仕事であり責任です。つまり、クライアントの話す内容を否定せずじっと聞くということが質の高いカウンセリングし、クライアントを癒す最初の出発点であるべきなのにも関わらず、カウンセラー本人が受上から目線で決めつけるのは、それはもうカウンセリングではありません。

カウンセラーはあくまでもクライアントの癒しを正しい方向に向かうようにサポートするプロであって、決してクライアントの指導者ではありません。

臨床歴や訓練歴を公開しているか

カウンセラーという職業は医者と違い国家資格ではありません。自称ということになります。なんの経験がなくても「自分はカウンセラーです」と名乗ればその人はカウンセラーということになります。

カウンセラーを探すときに初めはサイトを頼りにすることが多いと思います。そのカウンセラーのサイトに、臨床心理師かどうか、過去どのような訓練を受けているかなどをチェクします。仮にサイトに掲載されていなくても本人に問い合わせをして、快く開示しないようであればそのカウンセラーは避けた方がいいかもしれません。

臨床心理士であれば、大学院で2年間の学習や実習に従事したことになります。それ以外でも、産業カウンセラーは6ヶ月の訓練を受けています。訓練をしているから大丈夫だということではないですが、このような国家資格でない以上、ひとつの目安として確認するのは間違ったカウンセリングを受けないためのポイントです。

料金が明確ではない

カウンセリングは決して安価ではありません。どのような心理療法を行うか、また、どのぐらい続けて通った方がいいかによってカウンセリングにかかるコストも変わってきます。料金体系を明確にしていないカウンセリングは避けるべきです。


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以上、最低限避けた方がいいカウンセラーの見分け方です。
どんなに優秀なカウンセラーでも、実際にクライアントとの相性というのはあります。なので、初めのうちは「もっといいカウンセラーがいるのではないか?」と戸惑うこともあるかもしれません。もしなんらかの違和感を感じているのなら、思い切ってカウンセラーを変えてみるのも手です。







虐待で傷ついた心のケアは何歳からでも大丈夫

精神的虐待の心のトラウマは、大人になってから蘇り、

生きづらさを感じることがあります。

今までうっすらと感じていた「すぐ不安になる自分」「時々感情がコントロールできない自分」などの「生きづらさ」で苦しんでいたのは心理虐待の影響だったのかと気づくのです。





気付いた時が、ようやく自分を癒してあげるベストタイミングです。


もしその気付いた時が、30歳を超えていた、40歳を超えていた、年齢は関係ありません。また、この問題は加害者である親がたとえすでに他界していたとしても癒されていない心は、生きづらさのまま取り残されてしまっています。

人生の多くの部分を親にコントロールされていた。
もっと早く気付いていれば・・・


そんな風に思ってしまうかもしれません。どうして気づかなかったのかという自分を責める気持ち、こんなに苦しめた親への恨みと憎悪、そのような感情が出て来るかもしれません。でもいいのです。そんな感情も感じていいのです。

そして、実はこの気づきがまったくないまま一生を終えてしまう人も、たくさんいるのです。

心のケアは何歳からでも遅くありません。

わたしたちは今、ちゃんと気づけているのです。年齢は関係ありません。
私たちの心にある芯が、ちゃんと「自由になりたい」「自分の人生を生きたい」とそのポジティブなパワーを輝かせているのです。

もっと早く気付いておけばよかった。
そんな風に思って自分を責めずに、気づくことのできた私たち自身の「生きる力」を抱きしめて大事にしていきましょう。