11.30.2018

毒親の電話から逃げる方法

親と離れて暮らしている人たちでも、毒親からのコントロールが後を引く場合があります。それは、一緒に暮らしていないとはいえ電話やメール等で定期的、断続的に連絡が続いている場合です。

毒親を根本的に変えることは諦めた方が賢明です。どうやって毒親から逃げるかを全力で考えて実行したほうが、毒親を変えようとするよりずっと建設的ですし、早いです。今日は、気が乗らない親からの電話にどうやって対処すればいいかをご紹介します。

物理的に離れて暮らしても電話がかかってくる恐怖

以下のようなことはありませんか?
  • 親からの着信を見ると体がこわばる
  • 親に電話をしないといけないとき、憂鬱で仕方ない
  • 電話でも侮辱や批判の言葉を言われる
  • 定期的に電話をかけないと怒る
  • 親と連絡を取りたくない
毒親の場合、このように離れて暮らしていても悪影響があることが多いです。

一回の電話は5分以内に。

一番大事なのは、電話で会話する時間を短くすることです。よほど大事な要件以外は5分以内にすると決めておきます。しかし、どんどん相手から話し始めて止まらなくなってきたときは、以下のような理由を伝えて早めに電話を切るようにします。

  • 今、仕事中だと言って電話を切る
  • キャッチがかかってきたと言って電話を切る
  • これから電車やバスに乗るから電話できないと言って切る
  • 切るときに「あとで掛け直す」とは言わない
上記以外に「今友達と一緒にいる」という理由で電話を切ろうとしたら「誰と一緒にいるんだ?」と余計めんどくさくなってきた経験があるので、毒親のタイプによって理由は使い分けてください。ポイントは「相手に変なところで突っ込まれない理由」です。仕事中という理由は最も無難だし、相手も納得しやすいです。

毒親が侮辱する言い方になってきても挑発に乗らない

電話でも毒親のコントロールは止まりません。電話は相手の姿が見えないので、むしろ顔を合わせている時よりも言葉が暴力的になったりすることがあります。しかし、電話で相手から侮辱的な言葉を投げつけられても、絶対にその挑発に乗ってはいけません。
  • 深呼吸して、すぐに反応しない。売り言葉に買い言葉にならない
  • 聞いているのがつらいなら、電話から耳を離してもいい
  • 相手に反応せず、話を思い切って変える

電話をするときは普通のトーンで

話をしたくない相手からの電話は、どうしても声のトーンがこわばったり、ビクビクしたり、逆に少し乱暴な話し方になってしまったりします。でも、これは実は逆効果なのではないかということが自分の経験でわかりました。

こちらが緊張した話し方をすると「親に電話されたくないのか?」と言われ、ビクビクした話し方をしてしまうと「態度がおかしい」となじられ、本当にどうしたらいいかわからない時期がありました。しかし今では、仕事先の相手に出るような感覚で、決して友達のような馴れ馴れしい感じではなく、かと言って相手を拒絶しない、つまりビジネス的な話し方をすれば、少なくとも先に述べたようなことは言われなくなりました。

電話を無視し続けるのは効果的か?

毒親からの電話をとりたくない。できればもう話したくない、というのはすごくわかります。どうしても今話したくない!というタイミングは、無理して電話に出る必要なんてないですし、こちらからかけることがあっても自分のタイミングでかければいいと思います。

いっそのこと電話を無視してしまいたいという気持ちもすごくわかりますが、無視し続けると相手の怒りが増幅してしまう恐れもあるし、もし、家にまで押しかけられてきたらもっとめんどくさいことになるので、わたしは電話を無視し続けることはしないようにしています。

DVなどの被害があるときは、無視もあり。
しかし、暴力などの被害があるときは、電話には出ない方がいいこともあります。これは、専門家などにそうだんしてくだ

電話を無視し続けるのは効果的か?

これは本当に人によるのではないかと思います。電話では話したくないから、メールでのやりとりが楽、という人もいるでしょう。私の場合は、メールだといつ何時でも送ってこられそうで、電話よりも縛りがきつくなるかもという恐怖がありましたので、メールアドレスを教えていません。なので、電話ではなくメールで対応というのは、ご自身の状況に合わせて上手に選択すればいいと思います






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