精神的虐待の心のトラウマは、大人になってから蘇り、
生きづらさを感じることがあります。
今までうっすらと感じていた「すぐ不安になる自分」「時々感情がコントロールできない自分」などの「生きづらさ」で苦しんでいたのは心理虐待の影響だったのかと気づくのです。気付いた時が、ようやく自分を癒してあげるベストタイミングです。
もしその気付いた時が、30歳を超えていた、40歳を超えていた、年齢は関係ありません。また、この問題は加害者である親がたとえすでに他界していたとしても癒されていない心は、生きづらさのまま取り残されてしまっています。
人生の多くの部分を親にコントロールされていた。
もっと早く気付いていれば・・・
そんな風に思ってしまうかもしれません。どうして気づかなかったのかという自分を責める気持ち、こんなに苦しめた親への恨みと憎悪、そのような感情が出て来るかもしれません。でもいいのです。そんな感情も感じていいのです。
そして、実はこの気づきがまったくないまま一生を終えてしまう人も、たくさんいるのです。
心のケアは何歳からでも遅くありません。
わたしたちは今、ちゃんと気づけているのです。年齢は関係ありません。
私たちの心にある芯が、ちゃんと「自由になりたい」「自分の人生を生きたい」とそのポジティブなパワーを輝かせているのです。
もっと早く気付いておけばよかった。
そんな風に思って自分を責めずに、気づくことのできた私たち自身の「生きる力」を抱きしめて大事にしていきましょう。
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