3.26.2019

毒親といじめの後遺症が似ている

酷い毒親の悪影響を受けて育つと、大人になってから対人関係において苦労することが多くなる傾向にあるのですが、今日このサイトを見ていて、いじめ被害の後遺症と酷似しているなと思いました。



億ったー いじめられてから
http://www.okutta.net/article/464789834.html

「ありのままの自分」が否定され、自尊心を大きく傷つけられるという点では、いじめも毒親も同じ構造と思います。


社会に出ると、一見克服したような気になるのですが、なにかの拍子に「人が信じられない」「人が怖い」「自分の感情がコントロールきかない」など過去の傷が癒えていないことに気付かされます。この方が表現されているように持病のようなものなのかもしれません。

これこそがトラウマ反応というもので、似たような状況がトラウマを蘇らせ、恐怖の感情を思い出すのです。状況は似ているだけであって、実はまったく違うものなのにトラウマが反応することによって、必要のない苦しみを味わうことになったり、チャンスなども逃しかねません。


自分に嘘をつき続けると、体は無反応になります。苦しい気持ち、悲しい気持ちを感じない代わりに、嬉しい気持ちや楽しい気持ちも感じなくなります。当然、そのような状態はいつか限界を迎えます。

毒親もいじめっ子も、本人たちは気づかない

悲しいかもしれませんが、毒親もいじめっ子も、相手がどのような気持ちになったか、どれだけ傷ついたかは分かっていません。むしろ、わかろうとしていません。彼らは彼らで、問題を抱えていて相手のことを考える余裕もないし、本人たちのストレスを誰かをいじめることで解消しているに過ぎないのです。

親やいじめっこを憎むときがあってもいいと思います。癒しのプロセス上、相手を憎むというのは必要なことであるとも思います。そこから最終的には、自分で他に癒しを探すという方向に向かっていくのが正解なのではと思います。






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