1.29.2019

愚痴ばかりの母親が重い時

母親が重い・・・。

そのように感じる人は少なくありません。過干渉の親、暴言を吐く親、プライバシーを犯してくる親、いろいろな形の重さがありますが、母親の愚痴がたまらなく重いという人もかなり大きのではないでしょうか。母親の愚痴が重たい場合の対処法について、実体験から対処の失敗例と有効だった方法について紹介します。


加齢とともに愚痴が多くなった

母親が老人になってきて気になってきたのが「愚痴の多さ」です。歳をとるにつれて段々と母親から愚痴のようなものが増えてきました。電話で自分の夫や親戚、近所の人の愚痴を聞かされるのは、相当時間の無駄ですし、めんどくさいです。愚痴の内容も、聞いているこちらからすると「とるに足らないこと」がほとんどで、「体調が悪いのに夫が朝食の準備すらしない」とか「車の運転が荒い若者を見た」とかそうゆうことです。

人の粗を探せるほど有り余る時間

会社やバイト先に、人の粗を探すのが得意な人がいませんか?このような人は、逆に感心させられるほど周りの人たちをよく見ています。つまり、周りの人の言動や行動をいちいいち見ていられるほど時間がある、つまりヒマということです。それが職場なら、仕事をしていないといことになるのですが。

つまり、愚痴が多い時というのはその人が他に打ち込めるものが何もないということの証明でもあるような気がします。まだ私に対して毒親っぷりを最大に発揮していた頃は、子供への批判や過干渉をすることで忙しかったのだろうと今は思います。それが、わたしが毒親のコントロールが効かなくなり、普段も疎遠になることで、自分自身のイライラをどこにぶつければいいのかわららなくなるのでしょう。

どうすればいいのか?

以下は、よかれと思って長年やっていたけど残念ながらほとんど効果がなかった失敗例と、うまくいった成功例です。よければ参考にしてください。

失敗例1 愚痴に対して真面目にアドバイスしてしまう

母親があまりにも親戚や姑の事に関して愚痴を言うので、真剣にその話を聞き「それはこのようにしてみたらいいんじゃない」などと、良かれと思ってアドバイスをしていたことがありました。その時の母親は「そうね、でも」や「だって」などとアドバイスは聞いているのか聞いていないのかわからない態度で、挙げ句の果てに「わたしだって、そのやり方はもうやった!」と怒る始末で、話が前に進みませんでした。

失敗例2 愚痴は聞きたくないとシャットダウン

愚痴があまりにも多いので「愚痴っても仕方ないよ」と言ったり「愚痴るとストレス逆にたまるよ」と言ったこともありましたが、このように遠回しに「愚痴はもうやめてほしいサイン」を出しても愚痴は止まりませんでした。言った瞬間は止まる時があるのですが、しばらくするとまた愚痴愚痴と堂々巡りをすることも多かったです。

失敗例3 自分も愚痴る

母親が色々と愚痴を言うので、わたしも会社の人間関係のあれこれを愚痴ってみました。女性同士の井戸端会議のように、悪口大会で盛り上がれば満足するのかなと思っていたのですが、これが大きな間違いで「あんたが悪いから会社の人に迷惑をかける」や「あんたはいつもでそうやって周りのせいにしている」など、私を詰る事に方向が向いてしまい最悪の結果になりました。この方法は二度と使わないと決意しました。

成功例 母親の愚痴に同調する

ある時、長々と愚痴愚痴言う母親に嫌気がさしていました。上記のように、考えられる手立てもすべて失敗し、もうどうしたらいいのかわらなくなっていた時に、ふと最後の手段としてやって見た方法がこちらです。

朝食を準備しない父親に対して「あの人はコーヒーすらいれられない」と母親が言ったら「信じられない。コーヒーも入れられないのね」と言い「買い物に出たら、車の運転が荒い若者がいた」という話を延々しているときは「危ないね、信じられないね、怖いね」と繰り返し言ってみました。すると「ほんとにね」と言ってそのまま満足そうに話が終わったのです。そして、愚痴の数が少し減ったような気すらしています。

気持ちを聞いて欲しかっただけ

これは、よく恋愛問題で起こる男女の脳の違いで起こる問題とまったく同じです。母親の愚痴は、具体的なアドバイスは実は求めておらず、ただ自分の気持ちを聞いてほしいだけということなのだと思います。大変めんどくさいですが、振り返ると自分もパートナーに、愚痴とまではいかなくとも「ただ聞いてほしい」くだらなくオチのない話をして、相手が真面目にアドバイスをしてこようとすると、イラっとした経験の心当たりがあります。

この行動は、DNAが女である以上仕方のないことなのかもしれません。自分もそうなのに、相手の行動はめんどくさいと思ってしまうのは大変自己中心的なことだったなと少しばかりの反省もしていますが、こゆうときは仮に母親のほうに問題を感じても「そうだね」「それは大変だね」と同調をすることで、相手は満足するのではないかと思います。もし母親の愚痴が重たい場合は、思いっきり同調してみるという方法を試してみてください。



Share this

0 Comment to "愚痴ばかりの母親が重い時"