カウンセリングと一言で言っても、どうゆうところに行けばいいかわからない。ネットで検索しても、どうゆう人がいいのかわからない。初めてなので怖い。。。
カウンセリングを受けるまでに、心配な点はいくつもあるかと思います。すでにカウンセリングを受けたことがある人なら、ご自身で合う人、合わない人がわかると思いますが、初めてならどういったカウンセラーがいいのかわからないことだらけかもしれません。
ここでは、こんなカウンセラーはあまり良くないというポイントをわたしの経験からあげておきます。
クライアントが話している途中で遮ってくる
カウンセリングの基本として、クライアント(カウンセリングを受ける人)が話している最中に、話を遮るカウンセラーはあまり質のいいカウンセラーとは言えません。カウンセリングと聞くと「カウンセラーがアドバイスしてくれる場所」と思っている人がいますが、それはカウンセリングというものの一面しか見ていない意見になります。
カウンセリングはクライアントが安心できる場所で、自分の心の中のどんなことでも話していい場所、というのがまず大前提にあります。
カウンセラーはクライアントの話にじっと耳を傾けることが大事であり、話を聞くプロフェッショナルであるのです。よって、この大前提をないがしろにするカウンセラーは、あまり質のいいカウンセラーとは言えません。
それは○○だ、などと決めつけをする
クライアントが安心して話せる空間を作るのはカウンセラーの仕事であり責任です。つまり、クライアントの話す内容を否定せずじっと聞くということが質の高いカウンセリングし、クライアントを癒す最初の出発点であるべきなのにも関わらず、カウンセラー本人が受上から目線で決めつけるのは、それはもうカウンセリングではありません。
カウンセラーはあくまでもクライアントの癒しを正しい方向に向かうようにサポートするプロであって、決してクライアントの指導者ではありません。
臨床歴や訓練歴を公開しているか
カウンセラーという職業は医者と違い国家資格ではありません。自称ということになります。なんの経験がなくても「自分はカウンセラーです」と名乗ればその人はカウンセラーということになります。
カウンセラーを探すときに初めはサイトを頼りにすることが多いと思います。そのカウンセラーのサイトに、臨床心理師かどうか、過去どのような訓練を受けているかなどをチェクします。仮にサイトに掲載されていなくても本人に問い合わせをして、快く開示しないようであればそのカウンセラーは避けた方がいいかもしれません。
臨床心理士であれば、大学院で2年間の学習や実習に従事したことになります。それ以外でも、産業カウンセラーは6ヶ月の訓練を受けています。訓練をしているから大丈夫だということではないですが、このような国家資格でない以上、ひとつの目安として確認するのは間違ったカウンセリングを受けないためのポイントです。
料金が明確ではない
カウンセリングは決して安価ではありません。どのような心理療法を行うか、また、どのぐらい続けて通った方がいいかによってカウンセリングにかかるコストも変わってきます。料金体系を明確にしていないカウンセリングは避けるべきです。
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以上、最低限避けた方がいいカウンセラーの見分け方です。
どんなに優秀なカウンセラーでも、実際にクライアントとの相性というのはあります。なので、初めのうちは「もっといいカウンセラーがいるのではないか?」と戸惑うこともあるかもしれません。もしなんらかの違和感を感じているのなら、思い切ってカウンセラーを変えてみるのも手です。