12.08.2019
6.24.2019
毒親の二次被害 誰もわかってくれない辛さ
6月 24, 2019
毒親を持つ人の多くは「この辛さを誰も理解してくれない」という気持ちをよく抱いてしまいます。自分と周りの温度差があまりにも違いすぎて人知れず孤立感を味わってしまうことがよくあるではないでしょうか?ラルフもこのような辛さはかなりの長い間感じていましたし、今では信頼しているカウンセラーとごく少数の友人のみに話しているだけで、すでに誰かに理解してもらいたいという気持ちはなくなりました。
なくなったとは言え、やはり面と向かって「それはあなたの思い込みよ」というようなことを言われると、当然心はざわつき、どんなに親しい友人でも心のどこかがうっすらと傷つくなあと思います。その友人には何にも落ち度はないにも関わらず、少し距離を置いてしまいそうになる。これが毒親被害の二次被害だと私は思っています。
今日は、第三者からの罪のない一言に傷ついてしまっている方に、鵜呑みにしなくていい言葉を少し紹介したいと思います。
なくなったとは言え、やはり面と向かって「それはあなたの思い込みよ」というようなことを言われると、当然心はざわつき、どんなに親しい友人でも心のどこかがうっすらと傷つくなあと思います。その友人には何にも落ち度はないにも関わらず、少し距離を置いてしまいそうになる。これが毒親被害の二次被害だと私は思っています。
今日は、第三者からの罪のない一言に傷ついてしまっている方に、鵜呑みにしなくていい言葉を少し紹介したいと思います。
5.16.2019
ストレスを感じる力
5月 16, 2019
5.02.2019
決裂が育てるもの 〜万引き家族〜
5月 02, 2019
見たいと思っていた万引き家族をようやく見ることができました。是枝監督の作品は「誰もしらない」「そして父になる」とどの作品も大好きで、家族の形と絆がテーマです。よくありがちな家族っていいものだよねというシンプルなストーリーではなく、かといって血が繋がってなくても家族になれるというような陳腐なものでもなく、考えさせれられる映画です。
PexelsによるPixabayからの画像
※注意 映画の内容や結末についての記述があります。
そして、ラストシーンについては決別で育つ子供もいるというコメントもされていました。確かに映画を見ていると家族がバラバラになってしまうことに悲劇を感じます。しかし、万引き稼業をずっと続けることはできません。少年は家族への想いもありながらも学校に通い始め、家族と離れて強くなっていくのです。
PexelsによるPixabayからの画像
※注意 映画の内容や結末についての記述があります。
虐待する親でも育てる権利はあるのか
稼業は万引きという犯罪に手を染めている一方で、家族のらしい心のあるやりとりと貧乏でも安心できる家庭。物語の前半はそのような家族のあたたかみが描かれますが、次第にこの家族は本当の家族ではないということが徐々にわかってきます。そしてこの家で暮らす子供や少女は虐待児や親との間で問題がある子供たちというのがわかります。ストーリーが進むにつて果たしてこの子供たちは本当の親の元で暮らすことが幸せなのか?という疑問を見ている側は抱きます。決別することで育つ子供
映画を見進めると、このちぐはぐな家族に感情移入をしてしまいます。しかし、万引きは犯罪なのでいつかはバレ、警察に突き出されます。そして家族はバラバラになってしまいます。その時見ているひとはこの家族がバラバラになっていくのがいやだという気持ちになるのです。世間は無情だ、常識や法律で一辺倒にジャッジするのではなく実態をみてほしい、そんな風に思うほどこの家族を守りたいという気持ちになります。物語は家族が壊れたところで終わってしまいます。この結末が何を意味するのかわからなく取り残されたような気持ちになったので、もう一度是枝監督のコメントを読み返しました。特に震災以降、世間で家族の絆が連呼されることに居心地の悪さを感じていて。だから犯罪でつながった家族の姿を描くことによって、“絆って何だろうな”、と改めて考えてみたいと思いました。
そして、ラストシーンについては決別で育つ子供もいるというコメントもされていました。確かに映画を見ていると家族がバラバラになってしまうことに悲劇を感じます。しかし、万引き稼業をずっと続けることはできません。少年は家族への想いもありながらも学校に通い始め、家族と離れて強くなっていくのです。
親と離れることで育つもの、強くなるもの
親に苦しめられた私はある時期事あるごとに「あんな親でなければ自分はもっと」「あんな風に育ったからだ」と親と自分の過去を恨んでいました。抵抗のフェーズがすぎ、様々な方法で癒しを進めると、ふとしたときに「あの経験があったからこそ」という考えが浮かんでくるようになったのです。わたしが今やっていること、できていること、それらは「親から離れたいために仕方なくやったこと」と恨むものではなく「あの環境だったからこそ得た素晴らしい体験」という気持ちになったです。(癒しのレベルがかなり進まないと自然に湧いてこないので、もし恨みが強い人はその恨みをしっかりと向き合うことが先のフェーズです)実親じゃなくても育ててくれる人を大事に
さて、今回の記事は僭越ながらRalfの個人的なメッセージで締めくくりたいと思います。世の中で大事なことは実親ではなくてもたくさんの人たちが教えてくれます。それは分かりやすく先生とか講師などの肩書きがない人でも、年上でなくとも、自分の存在を軽んじずひとりの人間として扱ってくれるひとはたくさんいます。そのような人たちを大事にしてください。実親が愛情たっぷりに子供を育て、子供も親を大事にするという家族の理想の形に縛られる必要はありません。そのようなもはメディアのつくった虚像です。1.09.2019
週間女性PRIME 包丁で切られ「死んでよ」という母と対峙、正解を見つけた虐待サバイバー
1月 09, 2019
壮絶な虐待サバイバーの記事です。
毒親への感情は、憎しみ、怒り、悲しみ、絶望、それでいて認めてもらいたい、愛してもらいたいという一見真逆な感情を同時に持ち合わせていて、とても複雑です。このような感情を長くもっていると、それだけ長い葛藤があることになります。
たまに「毒親をゆるす」という言葉がありますが、この言葉は癒しにも棘にもなります。なので、無理に許す必要はないのです。許す必要はないですが、心に溜まったネガティブな感情はやはり上手に解放していくこと、そして、自分の人生を取り戻すこと。これが毒親サバイバーの回復への道ではないかと思います。
記事の最後のご本人の言葉が胸にきます。
— 週刊女性PRIME (@shujoprime) January 8, 2019
毒親への感情は、憎しみ、怒り、悲しみ、絶望、それでいて認めてもらいたい、愛してもらいたいという一見真逆な感情を同時に持ち合わせていて、とても複雑です。このような感情を長くもっていると、それだけ長い葛藤があることになります。
たまに「毒親をゆるす」という言葉がありますが、この言葉は癒しにも棘にもなります。なので、無理に許す必要はないのです。許す必要はないですが、心に溜まったネガティブな感情はやはり上手に解放していくこと、そして、自分の人生を取り戻すこと。これが毒親サバイバーの回復への道ではないかと思います。
記事の最後のご本人の言葉が胸にきます。
たまたま母が亡くなるまで1年間、仲のいい親子として過ごせました。僕には正解でしたが、みんなにそうしろとは思わない。それぞれに正解があっていい。ただ憎しみを一生抱え込むことは正解ではない。憎しみから解放されて生きてほしいと思います
11.17.2018
子供の虐待相談所
11月 17, 2018
以下、子供の虐待に関する相談窓口です。
児童相談所全国共通ダイヤル
24時間対応 最寄りの児童相談所につながります。全国の児童相談所一覧
一部のIP電話からはつながらないことがあるようです。その場合は上のリンクから最寄りの児童相談所に直接電話してください。
以下は、実際に189に通報した方の貴重な手記です。
→ 児童虐待 はじめての189通報とその後に起こること
児童相談所
各都道府県に設けられた児童福祉の専門機関です。児童虐待の通報のほか、子育てに悩む家庭の支援や、出産育児の相談にも応じて居ます。相談や通報は匿名でもでき、秘密は守られます。
児童相談所 24時間対応 186 いちはやく |
児童相談所全国共通ダイヤル
局番なし 189
24時間対応 最寄りの児童相談所につながります。全国の児童相談所一覧
一部のIP電話からはつながらないことがあるようです。その場合は上のリンクから最寄りの児童相談所に直接電話してください。
以下は、実際に189に通報した方の貴重な手記です。
→ 児童虐待 はじめての189通報とその後に起こること
社会福祉法人 こどもの虐待防止センター
03-5300-2990
平日午前10時〜午後5時/土曜午前10時〜午後3時 日曜祝日は休み
子育てに悩みがある、イライラしてつい子供に当たってしまう、子供がかわいいと思えない、自分は虐待しているのではないかと心配…。このような悩みも含めて、さまざまな相談ができるところです。虐待されているおそれがある人の近くにいる方でも相談に応じてくれます。
→ 社会福祉法人 こどもの虐待防止センター
→ 日本子どもの虐待防止民間ネットワーク
子どもの虐待ホットライン
午前11時〜午後5時 土日祝日は休み
虐待から子供を救い、親を援助するためにさまざまな活動を行なっています。
→ NPO法人 児童虐待防止協会
→ 社会福祉法人 こどもの虐待防止センター
日本子どもの虐待防止民間ネットワーク
子育てや虐待に関する悩みを無料でメール相談できます。全国で対応しており20年以上の歴史があります。メール相談は以下のリンクからアドレスをご確認ください。→ 日本子どもの虐待防止民間ネットワーク
NPO法人 児童虐待防止協会
子どもの虐待ホットライン
06-6762-0088
午前11時〜午後5時 土日祝日は休み虐待から子供を救い、親を援助するためにさまざまな活動を行なっています。
→ NPO法人 児童虐待防止協会
市区町村の相談窓口
各市区町村の役場には「児童福祉課」「子育て相談課」が設置されています。名称は役所によって異なる場合があるので最寄りの機関で確認してください。自治体によっては、子ども家庭支援センターや家庭児童相談所などを設置しているところもあります。
登録:
投稿 (Atom)
Profile
ラルフと言います。毒親からの長年の精神的虐待で苦しんでいました。誰にも言えず、親類縁者も頼ることができず、18歳で上京し、そのまま都会で暮らし続けています。物理的に離れても、傷ついた心は癒されず生きづらさを感じていましたが、幸運にも良い精神科医、心理カウンセラー達の出会いもあり、自分なりにも勉強しながらこの毒親問題の罪深さとその助けについて知識と経験を深めてまいりました。
毒親問題を中心に、社会のあらゆるメンタルの問題、心理学、心のケアなど癒しや助けが必要な人にとって少しでも力になれれば嬉しいです。
毒親問題を中心に、社会のあらゆるメンタルの問題、心理学、心のケアなど癒しや助けが必要な人にとって少しでも力になれれば嬉しいです。